練習試合06/01 ダブルヘッダー2試合目

2試合目は3イニングだけの短縮試合であったが、1試合目で投手3人が疲労や怪我で登板不可能になり早くもピンチを迎えた軟野ベンチ。

ダブルヘッダーは予想はしていたがこのブルペン事情だけは想定外だった。

ここでマウンドに上がったのは先ほどの試合、一瞬だけ出場していたキャプテンの伊東だ。

日頃、練習では打撃投手をしており、一度はマウンドに立ってみたいと言っていたがここまで早く出番が来るとは思わなかった。

変則的なフォームから繰り出される多様な変化球が持ち味だが、調整が間に合わず、また怪我の影響もあり一般的なフォームから繰り出されるストレート一本でマウンドに上がることになった。

またバックも上級生が疲労により欠場したために1、2年生が主体となりやや連携に不安の残る守備だった。

しかしながら投手伊東は落ち着いたマウンド捌きと要所を締めるピッチングで、慌ただしい初回を四球1つを出すも被安打無しの無失点で切り抜けることが出来た。

打線は相手投手のイーファスピッチングに苦しめられ1番伊東、2番西山と凡退したが、この日絶好調の3番向井がレフトオーバーの二塁打。しかし4番の増原がライトフライに倒れ初回は無失点に終わった。

そして迎えた2回、四球こそ出さなかったが球が真ん中に集まりすぎて大炎上。

要所では打ち取るあたりが出るも、遊撃手西山の落球、右翼手原のバンザイ、中堅手平田の落球と多種多様な失策により次々に走者が帰ってきた。

しかし伊東は持ち前の平常心で投げ続け、何とか6失点に抑えた。

そして2回の攻撃は5番玉垣が三振、6番松浦が相手の失策を誘い塁に出ると7番平田が何とか転がし又しても相手の失策を誘い塁に出るも、8番原が三振。

9番中村は体調不良で打席に立てなかったため、1番伊東に回るが打ち急いでレフトフライとなりこの回は終了した。

そして3回、伊東は前の回とは異なり球をうまく散らし、また持ち前のNMF(ナチュラルムービングファストボール)を織り交ぜ、相手打者の打ち気をそらす好ピッチングにより走者を出すも最終回を無失点に抑えた。

迎えた最後の攻撃、先頭2番西山が四球を選び塁に出ると3番向井がこの日6本目の安打により無死2、3塁となり4番増原へと繋いだ。

そして増原は4番らしい豪快なスイングで、100M近くある右翼フェンス直撃の適時2塁打。

代打5番の中村が三振に終わるも、6番松浦が安打で出塁し平田が進塁打となるセカンドゴロ、相手のパスボールもあり何とかこの回4点を返したが力及ばず試合終了となった。


短い試合であったが、怪我予防、体力向上など様々な課題がみえた試合であった。

そして1、3回に素晴らしいピッチングをした伊東の公式戦登板に期待していきたい。

香川大学医学部軟式野球部

香川大学医学部軟式野球部の情報をお伝えするサイトです。気になる方は是非医大グラウンドで!

0コメント

  • 1000 / 1000